20代の頃よりも30代の今のほうが色んなことに寛容になれている。気がしていた。
でもまだまだ、許せないことが多く腹が立つこともある。

思ったらすぐ怒っていた20代、少し考えてでもやっぱり怒ってしまう30代。

言わなきゃいいのに、結局怒ってスッキリするのも束の間、後悔。

許せないことがあった時、相手の立場を考えて仕方ないこともあるんだろうと
想像できるようにはなったけど、それにしたっておかしいよなと

おさめた怒りを取り出して、また怒る。

まだまだまだです、いい人になりたいわけではないけど
自分が認める自分になりたいです。

どうしてこうなった。

↓録画しなくてもNHK+っていう便利なアプリがあること今日始めて知りました…

朝ドラを録画して見る習慣が付いたのは前職の上司に影響されたのがきっかけだった。

「自分を律する気付きになる」との言葉に、当初は意味が分からなかった。
でも上司が見ろ見ろ言うのに、放っておくわけにもいかず仕方なく録画をすることにした。

録画したはいいが、溜まりに溜まってなかなか消化できず最初は苦労した。
BGMのようにただ流しているだけで、
特に話の途中だったのでストーリーも入ってこないまま、そのドラマは終了した。

上司には話を合わせていたけど、夢とか希望とか現実的じゃないよなと
曲がった私は真剣に見てさえも居なかった。

期が変わり、ちょうど1話から見れるタイミングに入ったので休みの日に
まとめて視聴することにした。

それはただ、なんとなく。
1話、2話、3話と見るうちに感動はするわ、共感できるわ、続きが気になるわで
まんまと15分間の朝ドラに私はハマってしまった。

休みが明けた月曜日の出社時に
「部長、会議の時に今日の朝ドラの話をするのやめてください、
　帰ってから続きを見るのが楽しみなんです」とことわりを入れた時、

「やっぱり君、見てなかったね」

ハッとしたときには遅かったけど、部長は優しく笑うだけだった。
あれ以来私はずっと、
家に帰ってご飯を作って食べる時に朝ドラを見て、がルーティンになっている。

朝の占いみたいな感覚で、
朝ドラのその日の題材が自分の悩みに似ていると嬉しくなり
おんなじ事を考える人がいるんだと励みになり
そういう手があったなと勉強になり
また明日も頑張ろうと言う気持ちにまんまとなっているのです。

転職後、もうあの部長には会えないけれど
変わらず私は朝ドラを見ているし、
部長に教えてもらったことをセットで思い出したりして

今日も頑張って仕事ができました。

どうしてこうなった。

会いたい人に会える日。

早く終わったから先に入ってビールを飲んでようか迷ったけどとりあえず喫茶店に入った。

紙煙草が吸える貴重なお店。

一階が禁煙、2階は紙と電子が分煙になっていて

誰にも嫌な思いをさせないお店。

珈琲を飲みながら今日を振り返る。

なんとかなった日だった。

心配してたよりはましで、

でもパーフェクトでもなくて。

そう考えるとうまく行った！と満足を感じた日って

いつだったろう。

昔はよく1日の終わりに振り返って

ぐずぐず、だらだら後悔したり悩んだり。

あの時に比べたら

まあこんなもんかと、切り替えられるようになった。

いや、違うか。

今日は、会いたい人に会える日だから

切り替えられているのかも。

珈琲飲み終わったので

会いたい人に会いに行ってきます。

どうしてこうなった。